年長児が、春に田植えをした稲がたわわに実りました。地域の稲刈りのタイミングと合わせながら、子ども達も稲刈りを行いました。

一人一人、先生と一緒に鎌を手に一束、一束丁寧に刈っていきました。汗をかきかき、鎌で刈って、ひもで結んで保育園までみんなで運んで、玄関にかけ稲をしました。稲が乾燥したら、脱穀機やもみすり機を使って脱穀し、もみすりも行いました。園長先生からの「みんな、この機械がなかったらどうしようか」の問いかけに、「手でむく」「ハンマーでたたくといいかも」「床でこするといいよ」など、発想豊かな子ども達の声が聞かれました。子ども達のアイディアを実際にやってみて大変さや難しさ、機械の便利さなどに気づき、たくさんの学びがうまれました。

今は、玄米になっているお米をどうしたらいつも食べている白いお米にできるか考えています。この考えて試してみる体験を大切にしたいと思っています。